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​鈴木治行 Haruyuki Suzuki

 1962年東京生まれ。独学で作曲を始め、大学在学中に作曲の手ほどきを田中賢氏に受け、湯浅譲二ゼミ、近藤譲ゼミを聴講、南弘明氏に対位法を師事。1985年より「月刊カセット」を発行し、約3年に渡って毎月制作、販売。1990年、若手作曲家グループTEMPUS NOVUMを結成。1992年、ヴィデオ作家山口卓司氏の協力により初の個展を開催(新宿X-Point)。1995年、『二重の鍵』が第16回入野賞受賞。同年2度目の個展「記憶の彫刻/超克・鈴木治行の音楽宇宙」を開催。1997年、衛星ラジオ「Music Bird」にて鈴木治行特集が放送される。ガウデアムス国際音楽週間(2005年、オランダ、アムステルダム)、サンタマリア・ヌオヴァ音楽祭(2006年、イタリア)、Les Inouies(2007年、フランス・ボルドー)、Experimental Intermedia(2010年、アメリカ・ニューヨーク)、Music From Japan(2016年、アメリカ・ニューヨーク)などに参加。その後のまとまった個展として、2007年<「語りもの」シリーズ全作公演>、2013年<「句読点」シリーズ全曲演奏会~脱臼す、る時間>開催。2014年には「秋吉台の夏2014」にゲスト作曲家として招待参加。作品は国内外で演奏、またNHK-FM、CSラジオスカイ、ラジオ・フランス、ベルリン・ドイツ・ラジオ、DRS2、ラジオ・カナダなどで放送されている。他ジャンルとのコラボレーションにも関心を持ち、演劇、美術、映像などとの共同作業を行っている。主な仕事として、『M/OTHER』(2001年、監督:諏訪敦彦、第52回カンヌ国際映画祭批評家連盟賞受賞、第54回毎日映画コンクール音楽賞受賞)、『H story』(2003年、監督:諏訪敦彦)、『不完全なふたり』(2005年、監督:諏訪敦彦)、『よみがえりのレシピ』(2011年、監督:渡辺智史)、『フタバから遠く離れて』(2012年、監督:舩橋淳)、『チョコリエッタ』(2014年、監督:風間志織)などがある。また実験映画の飯村隆彦とも何度もコラボレーションを行っており、2011年8月にはサントリー・サマーフェスティバルにて飯村の映像との共同作業として『Film Strips 2(生演奏版)』初演。更に、2000年以来新作映画と平行してサイレント映画とのライヴ・パフォーマンスも行ってきた。2014年にはサイレント映画『カメラを持った男』のライヴ演奏で初の海外公演が実現(ドイツ、ケルン)。その他のコラボレーションとして、『キオミℓ』(1996年、演出:宮岡秀行)、『循環する日常生活』(1996年、六本木ストライプハウス美術館)、劇団天才ホテル『失明する世界』(2006年、演出:佐藤智恵)、演劇集団portB『荒れ地』(2008年、旧豊島区中央図書館)、『饗宴のあと~After The Symposium』(2015年、東京都庭園美術館)などがある。ソロCDとして、これまでに『システマティック・メタル』『語りもの』『鈴木治行電子音楽作品集1』『比率』の4枚がリリースされている。近年は電子音楽の自作自演も手がけている。2010年からは入野賞の審査員も担当。

音ヲ遊ブHP http://japanesecomposers.info

 

連絡先 szk-hryk@krf.biglobe.ne.jp

作品演奏予定  最終更新: 年 月 

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