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渋谷由香 Yuka Shibuya

 京都生まれ。主に非平均律による微分音程に関心を持ち音楽的資源としての微分音程の使用法について研究すると共に、個々の音や音同士の関係性によって象られていくような瞬間や持続の様々なあり方について探究している。東京藝術大学、同大学院で作曲を学び、大学院博士後期課程修了、博士号取得。在学中より作曲創作活動と演奏会企画などの活動を開始、「FLAT」「Music Without Borders」などのメンバーとしても活動してきた。

 作品は、これまで国内はもちろん海外の様々なフェスティバルやコンサートでの演奏機会に恵まれてきた。国内では、武生国際音楽祭(福井)、瀬戸内国際芸術祭(内本久美ピアノコンサート)、ヴォクスマーナ第35回定期演奏会(創団20周年シリーズVol.1 未来を担う女性作曲家)、B→C東京オペラシティリサイタルシリーズvol.167(松井亜希)、アンサンブル室町、井上郷子ピアノリサイタル#27、未来に受け継ぐピアノ音楽の実験、第6回両国アートフェスティバル(芸術監督:夏田昌和)など多数。海外では、特にQuatour Bozziniとの日加交換プロジェクト(東京⇄モントリオール)で、彼らの初日本招聘にあたってプロジェクトを立ち上げ、東京での公演後、カナダでのツアーも実現、交換プロジェクトを成功させた。その他、Thin Edge New Music Collective 2019 season concert(トロント)、Music From Japan(ニューヨーク) 、成都現代音楽祭2023(四川)、井上郷子リサイタルNeue Werke japanischer Komponisten(ケルン)、Satoko Plays Japan(カリフォルニア)などで作品が演奏される。

 このような作曲活動において、国や地域を超え、音楽を通じて出会うことができた全ての人々との交流を最も大切にし、現在も創作活動を続けている。

 また、大学でも指導にあたっており、これまでに東京大学教養学部講師、広島大学大学院客員准教授、尚美学園大学専任講師などを務め、現在は東京藝術大学、東京音楽大学各講師。

 第19回京都芸術祭新人賞、第28回現音作曲新人賞入選、富樫賞、聴衆賞受賞。

 

連絡先 yukarpha@gmail.com

作品演奏予定  最終更新: 年 月 日


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